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【古い記事を拾って】【薬害エイズ】薬害エイズ事件:刑事裁判終結 「反省刻んでも」終わらぬ薬害◇厚労相「改めて万全」

「厚生省はエイズ事件で大きく変わった。当時の役所とは違う」。
松村明仁被告の上告棄却の一報を受けた厚生労働省幹部は、力を込めて語った。

薬害エイズ事件後、厚生省は大幅な組織改革をし、薬事行政だけでなく省内全体で審議過程の情報公開を進めた。
「敷地内に薬害根絶誓いの碑も建て、反省を心に刻んだ」と幹部は言う。

しかしその後もヤコブ病、C型肝炎と薬害は続いた。
肝炎問題では感染者リストが放置され、エイズ事件の資料隠蔽を想起させる文書のずさん管理も明らかになった。
別の幹部は「批判を浴び続けている厚労省に、薬学部出身の学生が入りたがらない。これ以上のイメージ悪化は、省全体の能力低下につながる」とこぼす。

舛添要一厚労相は「改めて医薬品の安全確保に万全を期し、再発防止に向けた医薬品行政の見直しに取り組む」とコメントを発表した。

平成20年3月5日付「毎日新聞朝刊 清水健二記者記事」から

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