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三菱ウェルファーマー、HIV事件で調査委員会を発足と発表

三菱ウェルファーマーは、5月24日、旧ミドリ十字がHIV事件発生を防げなかった原因の調査、検討、再発防止策の提言を行う「HIV事件に関する調査委員会」を近く発足させると発表。

調査委員会設置は、旧ミドリ十字の株主が元役員らに損害賠償を求めた株主代表訴訟(2002年3月和解)の和解条項に対応したもの。
5月23日に検察庁から刑事事件の資料が還付されたため、調査会を設置することにした。

調査会のメンバーは弁護士や同社役員など4人。
調査期間は資料還付後1年以内で、来年春をめどに調査結果をまとめる。
同社は、「調査結果を受けて、改善すべき点があれば改善する。
その上で、委員会が提言した再発防止策や整備された社内の仕組みを株主に報告する。
ホームページにも委員会の提言を掲載する」としている.

平成18年5月26日付「日刊薬業」より

今、フィブリノーゲン製剤によるC型肝炎薬害訴訟で訴えられている旧ミドリ十字を引き継いでいる同社は、安全を第一に、日本の健全な血液事業の一翼を担える企業責任が問われている。

同社だけでなく、被告製薬会社は被害者がHIV・HCV/血友病という過酷な重しを背負い生き抜いている実態を知っているのだろうか。

被害者とその実態に耳傾ける機会や場面を設けた事があると、和解10年の間、見た事も聴いた事も無い。

被害を出したら再発防止の生きた原点は被害者の実態の直視にあるはずだ。(大平勝美)

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