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【血友病&薬害エイズ】“プール血漿の問題、HIVやHCV感染禍、インヒビター発症、高価格や市場独占と過去・現在の教訓を通して、将来解決すべき問題が多いことを挙げている”

タイトル:Coagulation factor concentrates:past, present, and future.
著者名:Key NS, Negrier C.
雑誌名:Lancet 370: 439-448,2007

要旨:
血液凝固因子製剤は、血友病などの疾患を有した患者においては、プール血漿を用いた治療が行われたが、多くの患者はHIVやHCVに感染した。
この感染症の教訓は、ドナーのより厳正な選択とスクリーニング、より有効なウイルス不活化処理、遺伝子組み換え製剤の開発といった、ウイルスの存在しない凝固因子濃縮製剤の開発につながった。
現在、多くの遺伝子組み換え製剤が存在しており、極めて安全性の高いものとなっている。

しかし、なお解決すべき問題としては、プリオンやその他の病原菌の感染、インヒビターの発症、ライセンス状況の差異やきわめて高価格であることによる製剤使用の国際的不均衡などがあげられる。
将来、薬理動態を改善した製剤、及び、より免疫原生を低下させた製剤が、臨床の場で普及していくことが期待されている。
([「血液凝固因子製剤文献情報 N0.46」平成19年9月(財団法人血液製剤調査機構 血液凝固因子製剤委員会)]から)

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