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【血友病&薬害エイズ】“英国の血友病患者の死亡原因は、1970年以降薬害エイズ被害者が大多数、非感染血友病血友病患者の報告はほとんどない。
非感染血友病患者(中等症-軽症)の生命予後の中央値は75歳”

タイトル:Mortality rates, life expectancy, and causes of death in people with hemophilia A or B in the United Kingdom who were not infected with HIV.
著者名:Darby SC, Kan SW, Williams M,et al.
雑誌名:Blood 110:815-825,2007

要旨:
血友病患者の死亡原因は、1970年以降HIV感染症によるものが大多数であるため、HIV非感染者における報告はほとんどない。
著者らは、英国においてHIV非感染の血友病患者6018名(1977-1998年まで登録)を対象に死亡率の調査を行った(2000年1月まで追跡)。
血友病の重症度、インヒビター発症率、死亡率は、血友病Aと血友病Bとの間で差はみられなかった。

血友病重症例におけるあらゆる原因による死亡率は1977年から1999年まで変化しなかった(この間、血友病重症例における死亡率は一般人の死亡率を上回っていた)。

血友病中等症~軽症においては、あらゆる原因による死亡率は1985年から1999年まで変化することなく、生命予後の中央値は75歳であった。
血友病患者では、一般人における死亡原因と比較して、出血及び出血関連のエピソード、肝疾患、ホジキン病における死亡は多かったが、逆に、虚血性心疾患による脂肪は一般人の62%と少なかった。
その他の14項目における死因の差はみられなかった。

また、異型クロイツフェルト・ヤコブ病やその類縁疾患による死亡はみられなかった。

※血友病の一部重症例を除くと、特に製剤を頻繁に必要としない中等症や軽症の人の予後は一般と変わらないくらいだ。
薬害エイズ事件を避けられたら、多くの患者が血友病をとともに生きながら、生き続けられたのに。
日本では今月現在608人以上がHIV感染症を原因として亡くなっている。
1985-2007年の22年の間に。

([「血液凝固因子製剤文献情報 N0.46」平成19年9月(財団法人血液製剤調査機構 血液凝固因子製剤委員会)]から)

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