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「薬害エイズ裁判 和解11周年記念集会」が行われました
日時:平成19年3月24日(土)14:00~16:00 会場:ベルサール九段
3月24日、東京・ベルサール九段で「薬害エイズ裁判 和解11周年記念集会」が東京・大阪両HIV訴訟原告団・弁護団の主催で行われました。

 また、はばたき福祉事業団は、この記念集会に企画から当日の準備、後片付けまで携わり、サポートと実務的運営を担いました。

 薬害エイズ事件の風化が言われる中、80名近い方が出席され、多くの方がこの和解記念集会を意義深いものと考え、関心を持っていただいていると感じました。

はじめに、薬害エイズ事件で犠牲になった600名近い方に黙祷を捧げ、献花で追悼を行いました。

 献花には、柳澤伯夫厚生労働大臣が出席できなかったため、代理として厚生労働省医薬食品局総務課医薬品副作用被害対策室・森浩太郎室長が代理出席され、献花を行いました。

 次いで遺族の代表や来賓の方々が献花を行い、その後出席者全員が献花を行いました。
 
柳澤伯夫厚生労働大臣のごあいさつを代読する医薬品副作用対策室・森浩太郎室長
また、来賓の方からのごあいさつでは、柳澤厚生労働大臣に代わり、厚生労働省医薬品副作用被害対策室・森室長が代読されました。
当事者の一人でもある家西悟参議院議員からは、メッセージをいただきました。
 
村上典子氏は「HIV感染被害者遺族のメンタルケアについて」というテーマで講演
この日は「HIV感染被害者遺族のメンタルケアについて」というテーマで、神戸赤十字病院心療内科部長の村上典子氏に講演をしていただきました。

村上氏は、「HIV感染被害者遺族等に対する健康被害等の対応に係る調査研究会」の専門委員として、遺族の健康被害の把握とその対応策を検討してきました。
村上氏は、遺族の今後の対策として、コーディネーターの育成と配置、メンタルケアのマニュアルづくりなどが必要と訴えました。

なお、「HIV感染被害者遺族等に対する健康被害等の対応に係る調査研究会」の詳細な報告書につきましては、財団法人友愛福祉財団のホームページに掲載されておりますので、ご参照ください。
 
薬害エイズ裁判は、昨年和解から10周年を迎えました。

今年の記念集会では、新たにこれからの10年を歩みだした被害者たちが、自らの被害の現状について語り合いました。

肝移植手術を受けたある患者は、医師から「来るのが遅かったね」と言われるほど危険な状態だったこと、18時間に及ぶ手術が無事成功し、翌日ドナーの父と握手をしたこと、など生と死の狭間を生き抜いてきた壮絶な体験を手記にまとめ、語ってくれました。

また、息子を亡くした後に阪神大震災にあった遺族は、息子の葬式を出せなかったことが悔しいと話しました。
患者のHIV/HCV重複感染、遺族の心の問題など、この日被害者から語られた内容は、まさしく今の被害者の置かれている現状をあらわしていると思いました。
 

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