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2009年度(社福)はばたき福祉事業団が実施した調査・研究事業に係わる学会・研究報告1
第18回日本健康教育学会(東京) 学会参加・研究発表報告

1.「第18回日本健康教育学会(東京) 学会参加・研究発表報告」

平成21年6月20日(土)~21日(日)の日程で、第18回日本健康教育学会(大会長:神馬 征峰(東京大学大学院医学系研究科国際地域保健学教授)が、東京大学 本郷キャンパスにて開催された。メインテーマは「 ヘルスプロモーションを超えて:健康か幸福か?」。

(社福)はばたき福祉事業団は、20年度障害者保健福祉推進事業(障害者自立支援調査研究プロジェクト)の助成により、「HIVに係わる障害者の社会参加に係る偏見と差別不安解消と自立支援のあり方に関する調査研究事業」を行った。

目的はHIV感染者の就労推進と就労の質向上のための現状と阻害要因などの関連要因を検討するため。そのためにエイズ治療・研究開発センター及び8ブロックのブロック拠点病院と琉球大学病院に通院しているHIV/AIDS患者2000人(回収率59.7%)、同病院の職員500人(回収率66.8%)を対象とした質問紙調査を行った結果の検討の発表の一部として、以下の3本が研究発表された。

3本の研究発表と発表者

?.セッション名:HIV/AIDS・免疫障害1
「HIV感染患者の就労継続に関する研究(大宮朋子;東京大学大学院医学系研究科、他)」

?.セッション名:HIV/AIDS・免疫障害2
「免疫機能障害者の就労および職場での困難経験に関するインタビュー調査結果―第一報―(久地井寿哉;東京大学大学院医学系研究科・はばたき福祉事業団、他)」

「HIV/AIDS患者の就労に関する医療従事者と患者の意識(石谷誓子;東京大学大学院医学系研究科、他)」

1.「第18回日本健康教育学会(東京) 学会参加・研究発表報告」

平成21年6月20日(土)~21日(日)の日程で、第18回日本健康教育学会(大会長:神馬 征峰(東京大学大学院医学系研究科国際地域保健学教授)が、東京大学 本郷キャンパスにて開催された。メインテーマは「 ヘルスプロモーションを超えて:健康か幸福か?」。

(社福)はばたき福祉事業団は、20年度障害者保健福祉推進事業(障害者自立支援調査研究プロジェクト)の助成により、「HIVに係わる障害者の社会参加に係る偏見と差別不安解消と自立支援のあり方に関する調査研究事業」を行った。

目的はHIV感染者の就労推進と就労の質向上のための現状と阻害要因などの関連要因を検討するため。そのためにエイズ治療・研究開発センター及び8ブロックのブロック拠点病院と琉球大学病院に通院しているHIV/AIDS患者2000人(回収率59.7%)、同病院の職員500人(回収率66.8%)を対象とした質問紙調査を行った結果の検討の発表の一部として、以下の3本が研究発表された。

各発表内容のポイント
「HIV感染患者の就労継続に関する研究」については、
HIV感染患者が働き続けるためには、
・ソーシャルスキルやマネジメントスキルのような個人資源が重要であること
・職場の環境(職場風土、職務内容、人間関係)が重要であること
 などが示された。

「免疫機能障害者の就労および職場での困難経験に関するインタビュー調査結果―第一報―」については、
困難の特徴として
・HIV/AIDSに関して、当事者の周りに基本的な理解不足があること
・当事者を遠ざけたり、差別偏見や古い情報による否定的な反応があること
・当事者を理解してもらうために、時間がかかることや当時者に精神的な負担があること
 などが主要な要因としてあることが示された。

「HIV/AIDS患者の就労に関する医療従事者と患者の意識」については
就労に対して、さまざまな点、特に治療や服薬などの面で医療従事者と患者の意識には差があることが示された。

それぞれ、発表は12分、質疑応答8分、全体討議が行われた。 内容も、健康教育の専門家からの立場からかなり突っ込んだものとなり、活発で有意義な質疑応答が行われた。

当日は、各セッションにおいて、(社福)はばたき福祉事業団 大平勝美 理事長も急きょ参加し、調査の元となった背景や、意義について説明さした。

参加者や配布のためのブースにおいて「HIV感染患者の就労に関する質問紙調査・インタビュー調査報告書(第一報、第二報)」も配布した。

印象的な質問として、当事者の基本的なソーシャルスキルとは何かという質問に対し、複数の専門家の異なる見解が示された。

健康教育の専門家に対しても当事者を理解することや、HIV/AIDSの理解を進める必要と共に、当事者にとっても社会的自立やソーシャルスキルの問題は、今後の重要な課題として議論になった。

<関連リンク>
日本健康教育学会
http://www.eiyo.ac.jp/jshep/

これまでの学会報告はこちら
02.第35回日本保健医療社会学会大会(熊本)(平成21年5月16日(土)~17日(日))
03.第50回日本社会医学会総会(札幌)(平成21年6月27日(土)~28日(日))

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