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【感染症】「コロンブス隊、梅毒を運ぶ」米大チーム遺伝子解析

梅毒を欧州に持ち込んだのは15世紀に新大陸を探検したコロンブス隊だった―。

病原体の梅毒トレポネーマの遺伝子解析をもとに、米エモリー大のチームが「通説」を裏付ける論文を米電子版科学誌に発表した。
梅毒については、「古くから欧州に存在していた」という説もあって、コロンブス隊が持ち込んだという「通説」との間で論争があった。

研究チームは、世界各地の梅毒トレポネーマ26種類の遺伝子を解析。
違いをもとにそれぞれの系統を探った結果、梅毒はそれほど古くない時期に南米で人間の感染症として最初に出現したことがわかった。
古くから欧州に存在していたとは考えにくいという。

欧州で最初に梅毒が流行したのがコロンブス隊が新大陸に到着した1492年の数年後だったことや、「隊員が梅毒らしき症状で苦しんだ」といった記録などの状況証拠もあるため、研究チームは「通説」は正しいと指摘した。

平成20年1月24日付「朝日新聞」より

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