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【CJD】ヤコブ病2次感染防止『器具煮沸消毒の手術明確化を』

クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の二次感染を防ぐため、感染防止ガイドラインの見直し作業を進めている厚生労働省の検討会は9月6日、感染リスクの高い手術に用いる器具の消毒について議論したが、具体的な手術の範囲を定めるよう注文が付いた。
2次感染は、CJD診断前の患者にハイリスク手術(脳外科手術)を実施した際に手術器具を介して起こる可能性が高い.CJDの原因となる異常プリオンを完全に消失させるには通常の消毒ではなく、3%SDS(ドデシル硫酸ナトリウム)による煮沸消毒が有効とされるが、医療機関では必ずしも徹底されていない。

同日のヒアリングで落合直之委員(筑波大学教授)は、医療現場でSDS消毒が徹底されるようハイリスク手術の具体的範囲に加え、SDS消毒の手法や費用を明確にするよう求めた。
また、医療機関に対しては、ハイリスク手術で用いた器具のSDS消毒を義務化する場合、必要な費用を診療報酬で賄うよう念を押した。

朝野和典委員(大阪大学付属病院教授)は、SDS消毒には専用の煮沸器具などが必要で、現在の医療機関の設備では対応出来ないとの見方を示した。

(H19年9月10日付「日刊薬業」から)

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