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「少子高齢社会等調査検討事業報告書」を三菱総合研究所が発表
9割以上が「医療費支出が多い」と回答

三菱総合研究所が9月8日発表した「少子高齢社会等調査検討事業報告書」によると、9割以上の国民が「医療費支出が多い」と考えていることが明らかになった。

医療費支出が多い理由のトップは「必要のない診療や投薬が多い」の40.5%で、医療機関への不信感が浮き彫りにされた。
「必要のない通院・入院が多い」18.8%、「薬代が高い」13.9%、「医療機関の間の競争力がない」11.6%。

三菱総研は、これらの回答から、「医療保険制度改革の成果が十分だったとは国民に評価されていない」と分析している。

医療機関の受診状況別に回答を見ると、本人で通院中の回答者で「薬代が高い」が19.6%と、「必要のない通院・入院が多い」14.0%を上回った。
医療サービスへの不安・不満(複数回答)で最も多いのは「待ち時間が長い」45.6%、「セカンドオピニオンを受けにくい」40.2%、「医師(病院)の得意とする手術・治療や実績に関する情報が少ない」38.9%、「治療に関しての説明や情報が足りない」38.7%、「医療機関に関する情報開示が進んでいない」と、情報提供に関する内容が続いた。「退院させられたが行き先がない」も10.6%もあった。 

平成18年9月11日付「日刊薬業」より
薬代が高いという不満は、誰もが健康を保持することを保障した医療の阻害が進むことを心配する。また、医療サービスで病院は患者に「待ち時間が長い」ことを常習化させたままでいる。「患者が待つのは当たり前」と医療者中心の発想は患者に見捨てられる医療をつくるだけ。医療者全体で改善を図る実践をして欲しい。

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