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【HBV/献血】韓国 B型肝炎感染者の血液、3人に輸血 血液検査でミス、献血者も問診で嘘

韓国で、B型肝炎ウイルスに感染した20代の男性の血液を採血した大韓赤十字社が、十分な確認を怠ったままこの血液を輸血用に回し、3人の患者に輸血されていたことが分かった。

大韓赤十字社の血液管理本部は9月1日、先月24日に20代の男性Aさんが献血した血液がB型肝炎ウイルスに感染していたことを確認し、過去の献血記録を調べた結果、今年3月にAさんが献血した血液が既に3人の患者に輸血されていたことが判明した、と発表した。

大韓赤十字社の報告を受けた血液管理本部の血液安全監視班は、輸血を受けた患者がB型肝炎に感染したか否かについて調査を行っている。
だが、3人のうち2人は重態で病院に運ばれ輸血を受けたものの、手術中に死亡していたことが確認され、もう1人については現在検査を行っているという。

血液管理本部のキム・チャンフン研究員は「検査を行っている患者の場合、幸にも輸血を受けた当時、B型肝炎に対する抗体ができており、これまでにB型肝炎の症状が現れていないため、感染していない可能性もある」と話している。

大韓赤十字社は今回の問題について、Aさんの血液を検査する過程で、健康な人の血液とAさんの血液を取り違えて検査したために起こったと見て、担当者の割り出しを急いでいる。
また、Aさんが過去にもB型肝炎を発症し治療を受けたことがあるにも関わらず、献血の前に行われる問診で嘘をついたという問題も指摘されている。

大韓赤十字社側は「再発防止のため、検査の対象となる血液と実際の血液が一致するかどうか確認するシステムを強化していく。
また、献血者も献血のために必要な健康状態に関する質問には正直に答えてほしい」と話している。

平成20年9月2日付「朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 李智恵(イ・ジヘ)記者」から

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