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【C型肝炎】肝がんにつながるC型肝炎の早期治療を
武蔵野赤十字病院消化器科泉並木医師「早期に受診・治療を受ける必要がある」と指摘

武蔵野赤十字病院消化器科の泉並木医師は4月3日、東京都内で開催されたメディア向けセミナー(中外製薬主催)で講演し、先進国の中でも最も多いとされる日本の肝がん死亡者数に懸念を示し、地域医療の連携の推進などにより患者の治療環境を整備する必要があると強調した。

泉氏によると、日本の肝がんによる死亡者数は年間3万人以上に上り、先進諸国と比較しても多い。
最大の原因はC型肝炎で、未治療のまま時間が経過するほど、肝がんを発症する確率が高くなる。

早期診断と治療が重要だが、日本ではかかりつけ医のレベルまでそうした理解が進んでおらず、仮に診断で罹患が発見された場合でも、患者の間にインターフェロンの効果や副作用について不安があるため、治療が進んでいないという。

泉氏は、従来の治療法に比べ、現在のペグインターフェロンを使用した治療法は効果が高く、また発熱や関節痛などの副作用も軽くなっているため、早期に受診・治療を受ける必要があると指摘した。
治療環境の改善策としては、地域の基幹病院の整備やかかりつけ医と専門医をつなぐ地域医療連携を強化することなどを挙げた。

平成19年4月5日付「日刊薬業」より

※ペグインターフェロンとリバビリンの併用治療での治療効果が上がっていることは世界での常識になっている。
患者がこの治療に不安なくトライできるように医療環境整備をすることが必須。
患者も医療者もこの副作用に目を背けること無く、どう克服しつつ治療継続ができるか積極的に考えなければ肝硬変、肝がんに進行してしまう人が増えるばかりだ。
無治療の先は、移植治療や死との瀬戸際の闘いになる。
また、新たな作用機序の新薬などが早く出現するのを期待している。

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