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【肝がん】新薬の開発情報(平成19年8月29日付 「日刊薬業」から)

原発性肝がんで年間約3万5000人が死亡しているが、肝細胞がんはその9割以上を占めているといわれる。

現在の治療は外科的手術・摘出や、経皮的ラジオ波焼灼療法など局所療法が中心。

なお、世界では毎年60万人以上が肝がんと診断され、2002年の統計では約60万人(中国・韓国・日本約36万人、米国約1万3000人など)が死亡している。

日本の血友病患者にも肝細胞がんを発症して亡くなる人や困難な治療にたたかっている人が少なくない。

治療の選択が増えるよう新薬の開発を期待しているところで、最近の開発情報から紹介する。

1) ゼリア新薬工業は8月28日、テムリック社(東京都港区)が所有する肝細胞がん用薬「TM-411」(一般名=タミバロテン)の国内での共同開発、独占的製造販売についてライセンス契約を締結と発表。
2013年の販売を目指して開発を進める。

2) ドイツバイエル、8月27日、中国・韓国・台湾の肝細胞がん患者を対象に行なわれた抗ガン剤「ネクサバール錠」(一般名=ソラフェニブ)の臨床第3相(P3)試験で、顕著な全生存期間と無憎悪期間の延長が明らかになったと発表。
欧米に加え、中国などでもネクサバールの肝がんを適応とする申請を行っている。

(平成19年8月29日付「日刊薬業」から)

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