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今年度の「HIV/AIDS Case study」を終えて
ACC臨床研究開発部長 岡慎一

今年も、エイズ予防財団の補助金を受け「HIV/AIDS Case study」を行うことができました。
今年は、仙台、名古屋、奈良、広島、松山、熊本、那覇の全国7箇所で開催しました。
例年春に、この「HIV/AIDS Case study」のために、ACC全スタッフが少しでも各地域のHIV診療の役にたてばという思いで、総力を挙げてその年のテーマを検討しスライド作りを行っています。

今年のテーマは、前半は「初診時の対応」と「standard precaution」を基本とした医療の教育の仕方を比較的容易な内容で行い、後半はACCで経験した症例の中から興味深いものを選んだ「Photo Quizzes」を行いました。

前半の内容は、ACCで行っている研修に来た方たちの質問で多かったものの中からテーマを選びました。
この内容は、すぐに役立つものばかりですので、もう一度資料を見ながら復習していただければと思います。
後半のクイズは、誰が見てもわかるような容易なものは出題せず上級者を対象にした内容でしたが、聴講者も参加できる形式にしました。

50%正解できていた方は、かなりの上級者と自負してもいいのではないかと思います。

また、最後に各地域での困った症例をあげてもらい一緒に検討する場を設けました。

長期療養を必要とするもののHIVということでなかなか療養施設に引き取ってもらえないケースが、全国に存在することがわかりました。

近い将来より大きな問題となってくる可能性のある点であると思われます。

HIV診療は、合併する疾患ひとつをとっても、一般医療と比べると異なる部分が多く、経験を必要とします。

HIV診療の底上げは、一朝一夕にはなしえることはできないと思いますが、今後も地道な活動を続けていこうと考えております。

来年のテーマを募集しますので、是非このことを聞きたいというようなものがございましたら、お知らせ下さい。

おおむねどの会場からも参加してくださった方からは、内容に関し良いお返事をいただけたのではないかと思っています。

来年も、新しいテーマで開催したいと考えていますのでご期待下さい。

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