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エイズデーイベントあれこれ
世界エイズデーにちなんで、いろいろなイベントがありました
01 第20回日本エイズ学会・学術集会
02 中国、HIV「全国輸血感染被害者大会」
03 RED RIBBON LIVE 2006
04 「グローバル ロシュ エイズウォーク」実施
05 マリ・クレール「エイズ予防啓発キャンペーン特別企画」

01.「第20回日本エイズ学会・学術集会」

大きなイベントの一つ、第20回日本エイズ学会・学術集会が11月30~12月2日に開かれた。

第20回というと、20年を経て来た記念すべき大会だが、社会はこの学会・大会を注目しただろうか。
医学、医療福祉、社会の20年の変化をまとめた報告が数多く出されるのかなと思っていたが、どうだったろうか。
国がこの記念すべき学会・大会にどう係わったろうか。

HIV感染者は依然増加し続けていて、1日3人の感染者が出ているという。

エイズ対策のリーダーシップを発揮する熱意を国として表明するトップが来て、国内の対策について新たな展開を社会に伝えるべきだったのでは。
エイズ学会も、国を揺り動かすスケール感が感じられなかった。
そして、マスコミの扱いはどうかというと、外圧頼りのような有名な海外の歌手などの動き、総理との面会などを伝え、国内の対策をどうすべきかはあまり論じられない。

もちろんアフリカを中心としたエイズ対策が国連規模で行われる必要があるが、しかしもう一方で足下の国内の現状を打破する対策に予算を傾けてでも対処すべきだと思う。

12月はクリスマス、国は20回目のエイズ会議に大きなプレゼントを用意して臨むべきであった。
穿った見方だが、エイズへの偏見を、国自体が持っているのだろうか。(花摘)



02.中国、HIV「全国輸血感染被害者大会」

12月1日の世界エイズデーを前に、北京で30日まで開かれる予定だった、病院での輸血によるエイズウイルス(HIV)感染被害者らによるシンポジウムが、公安当局によって中止に追い込まれた。

関係者らによると、中止されたシンポジウムは「全国輸血感染被害者大会」。
全国からエイズウイルス感染者の代表約30人のほか、医療関係者や研究者ら約20人が参加し、25日から開催される予定だった。

NGO代表者が24日、公安当局によって連行され、3日間拘束されたのち、大会を中止するよう警告を受けた。
関係者は「大会では政府や病院を相手取り賠償請求することについても話し合う予定だったため、当局が警戒したのではないか」と話した。

平成18年12月1日付「朝日新聞(夕刊)」より

WFH(世界血友病連盟)のバンコク大会やバンクーバーの大会で会った中国の血友病患者からの話だと、中国でも血友病患者がウイルス不活化処理がきちんとされていない血液製剤によって、HIV感染している被害者が多くいると聞いている。
きっと彼等も参加していると考えられるが、無事であって欲しい。また、被害補償も当然なされるべきと思う。

03.「RED RIBBON LIVE 2006」(厚生労働省/(財)エイズ予防財団主催)

11月28日、SHIBUYA-AXで、若者向けにHIV/エイズを正しく知る、健康・命を守るため早期検査、優しいセックスを多くのミュージシャンが登場して呼びかけた。

偏見・差別についても、普通のつながり、優しいつながりがいっぱいつながれば、なくなる。
いつか、こうしたイベントをしなくてもいい時が早く来るように、と。

夢と希望をつなぐ、それには、大きな包容力を持つ命の大切の大切さを当たり前の教育とする成熟した社会作りをすすめたい。

一つ気になったこととして、このイベントで、HIV感染源に輸血が掲げられていた。
日本は最善の検査を用いて、献血血液による輸血医療でHIV感染が起きないようにしている。
そこを触れないで、輸血からの感染をリスクに挙げては、献血者など関係者の善意や不断の努力を厚生労働省自ら無にする。
早くに改善されたい。

04.ロシュ「グローバル ロシュ エイズウォーク」実施

ロシュは、世界エイズデーの12月1日の昼食時間帯に、全世界の同社事業所で「グローバル ロシュ エイズウォーク」を実施する。

これは、毎年HIV(エイズウイルス)/エイズの影響で孤児となった子どもたちをサポートするために、エイズ予防を訴えながら社員が一斉に事業所付近を行進するロシュグループ独自の社会貢献活動。

平成18年11月28日付「日刊薬業」より

多くの企業がこうした活動への動きを独自に行うことにより、それが普通のつながりとなれば、大きな、豊かな世界になるのでは。

05.ニュースなモードマガジン「マリ・クレール」2007/1 エイズ予防啓発キャンペーン特別企画

12月1日世界エイズデーに向けて「私たちの愛とセックスを守ろう!」LOVEキャンペーン特別企画 「私たちの愛を守ろう」36人の著名人からのメッセージを紹介

89ページ、日本のエイズ最新事情「HIV/エイズの“真実”を知っていますか?」に、国立国際医療センターでHIV/エイズに取り組む医師と看護師として、ACCスタッフ(源河いくみ医師、大金美和コーディネーターナース、本田美和子医師、田沼順子医師)が大きな写真入りで紹介された。

コーディネーターナースの役割も紹介されていて、「HIV陽性者が妊娠・出産するときには産婦人科へ、免疫低下により発症しやすいサイトメガロウイルス網膜炎の治療は眼科へと、確実なリレーションを行ってくれる。
HIV陽性者に病気や治療法について説明したり、服用しやすい薬の検討を患者と一緒に行う専門のコーディネーターナースの存在も大きい」。

はばたき福祉事業団の紹介も少し。
「薬害エイズの教訓を踏まえ、薬害被害者だけでなく、すべてのHIV陽性者が安心できる医療、差別・偏見のない社会作りをめざす団体」と。

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