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厚生労働省、日本人初のHIV2型感染で検査徹底を通知
8月11日付で都道府県に

エイズウイルスのうち、世界的にも感染例が少ないHIV2型に日本人男性が初めて感染していたことが4日分かった。
厚生労働省は、感染例の多いHIV1型に比べ2型は感染力が弱いため、診断や治療などの体制は従来通りとする一方、2型の抗体検査の実施を徹底するよう都道府県に求めている。

2型は主に西アフリカで流行しており、1型に比べ感染力が弱く感染してから発病までの期間が長いという。
国内では1993年に韓国籍の2人の感染が碓認されたが、今まで日本人の感染例は無かった。

男性は気管支喘息を患い、国内の医療機関に入院し、検査の結果、HIV2型に感染していることが判明した。
過去に西アフリカに渡航し、現地で輸血した経験があるため、これが感染経路と見られている。
男性は既に症状が改善し退院している。

入院先の医療機関から依頼を受けた厚生労働省研究班が検査を行い、遺伝子検査の結果、2型であると確定、先月11日に厚生労働省に報告した。

HIV抗体検査で陽性だった場合には、抗体の種類を判別する碓認検査を行うが、国内感染者のほとんどが1型のため、1型の検査だけをして2型の検査を行わない医療機関もあり得る。
このため厚生労働省では先月11日付で各都道府県に対し、2型の検査も確実に行い、検査漏れがないよう通知した。

平成18年9月6日付「日刊薬業」より

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