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リビア裁判所判決
426人を輸血でHIV感染させたとして外国人医師らに死刑

リビアの裁判所は12月19日、リビア東部ベンガジの病院で子どもたち426人を輸血によりエイズウイルス(HIV)に感染させたとして、ブルガリア人看護師5人とパレスチナ人医師1人に死刑判決を言い渡した。

判決では、6人は90年代後半、当時働いていたベンガジの病院で輸血などを通して子どもたちをHIVに感染させた、としている。
うち53人はすでに死亡している。
弁護団は「HIV感染は6人が働きはじめる以前から始まっており、原因は病院の不衛生にある」と無罪を求めていた。

6人は99年に拘束され、04年に一審で死刑判決を受けた。
リビア最高裁が昨年、判決を差し戻していた。
一方、ブルガリア政府や欧州連合(EU)、国際人権団体などは裁判を強く批判し、6人の釈放を求めていた。

またこの問題が表面化したのは、リビアが大量破壊兵器の即時破棄に応じる以前のことだったため、「裁判を欧米との外交的な取引材料にしようとしていた」との観測も強い。

平成18年12月21日付「朝日新聞」より

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