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【サークルさっぽろ】ご挨拶 厚生労働省健康局疾病対策課 課長補佐 三好英文様

皆様、こんばんは、厚生労働省疾病対策課三好と申します。
本来でしたら私どもの課長の梅田珠実が参るところでございますが、職務によりまして私のほうからご挨拶を述べさせていただきたいと思います。

HIV検査・相談室サークルさっぽろオープン記念の会の開催にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
はじめにご出席の皆様をはじめ、関係者の方々のご尽力もありまして、きわめて短期間のうちにこの検査・相談室を開設することができましたこと、並びにエイズに対する知識の普及、啓発活動が着々と、確実に進められておりますことに、厚く御礼申し上げます。
 

我が国におけます平成18年のHIV感染者、エイズ  の報告の合計は1358件と過去最高となり、報告数の増加に歯止めがかかっておりません。
また、診断時にすでにエイズを発症している方の割合も約30%とまだまだ依然高く、エイズの問題はまだ身近な問題ととらえていないのが現状でございます。

厚生労働省におきましては、平成18年4月にエイズ予防指針を改正し、普及啓発及び教育、検査体制の充実、医療提供体制の再整備と、これらを3本柱としてエイズ対策の推進に取り組んでまいりました。

特に検査体制の充実につきましては、6月のHIV検査普及週間にYahoo! JAPAN のご協力によります、専門のサイトの開設、東京、名古屋、大阪における街頭イベントやその他それぞれの地域の各県各局によるHIV検査普及週間の方向が整い、またさらに7月からは公共広告機構のCMに北海道出身のバンドGLAYのTERUさんを起用したところでございます。

このような取り組みの成果として、HIVの検査件数は平成18年の11万6550件から、本年は第3四半期の9月末現在でございますが、すでに11万件弱という数字でございまして、大幅に増加しているということろであります。
 

全国的にはこういった状況ですが、こうした中北海道の実績をみますと、地域的な特殊性その他諸事情があるにせよ、人口が同規模の他府県と比較すると検査件数が圧倒的に少ない状況でございます。

また検査時にすでにエイズを発症している方の割合も非常に高いといったこともございます。

これを何とか改善するためには道内最大の都市である札幌市の中心部に利用者の利便性に配慮した検査・相談室を1日も早く設け、各地に利用促進を広げていくという以外に方法はないと、昨年来関係者の皆様にお願いを申しあげてきたところでございます。

したがいまして、今回のサークルさっぽろの開設には、はばたき福祉事業団をはじめ、多くの皆様が何とか感染者の増加を止めるよう、感染不安がある方が相談や検査を受けやすい場所を作って検査の大切さを啓発し、受検を高めるようにしよう、また感染者の健康を早い段階で維持して、エイズの発症を防ごうといった、我々と同じような思いで活動してくださって、官民一体となって連携が図られ、実施していくことに非常に感慨深いものがありますし、また充実した内容でございますので、こちらでも大きな期待を寄せているところでございます。

終りに、はばたき福祉事業団並びにサークルさっぽろに関わる皆様のますますのご発展とご出席の皆様方のご健勝とご活躍を祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

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