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【HIV】シオノギ-グラクソ・スミスクライン ファーマシューティカルズ開発中のHIVインテグレース阻害剤、ウイルス量を有意に減少

塩野義製薬は9月15日、英グラクソ・スミスクラインとの合併会社「シオノギ-グラクソ・スミスクライン ファーマシューティカルズ」(米デラウェア州)を通じて開発中のHIVインテグレース阻害剤「S/GSK1265744」(開発コード)について、HIV感染者を対象とした試験でウイルス量を有意に減少させたと発表した。

米国で現地時間の15日まで開催中の抗菌剤・化学療法インターサイエンス学会(ICAAC)で公表された臨床第1相(P1)試験とP2a試験の結果によるもの。

試験は、
▽2群の健常人(各9人)に、プラセボまたは「S/GSK1265744」の懸濁液5、10、25、50mgのいずれかを単回経口投与(パートA)
▽3群の健常人(各10人)にプラセボまたは「S/GSK1265744」の懸濁液(5、10、25mg)を1日1回14日間経口投与(パートB)
▽HIV感染者11人に、プラセボまたは「S/GSK1265744」30mg(5mg錠×6)を1日1回10日間経口投与(パートC)――

の3つのパートに分け、血圧、心拍数、心電図といった検査のほか、体内動態用の血液資料の採取を行なった。

その結果、パートCでは「S/GSK1265744」の単剤治療による投与開始後11日目のベースラインからのウイルス減少量は、中央値で2.6log 10に達した。

また健常人、インテグレース阻害薬未治療のHIV感染者から得られた体内動態のデータから、「S/GSK1265744」が約30時間の血漿中半減期を有し、被験者間の体内動態の変動が小さいことや、代謝酵素阻害剤の助けなしで1日1回投与で治療濃度に達することが示された。

インテグレース阻害薬は、ウイルスDNAがヒトTリンパ球の染色体DNAに組み込まれることを阻害することで、HIVの複製を防ぐ新しい抗HIV薬。

「シオノギ-グラクソ・スミスクライン ファーマシューティカルズ」は、3つの経口HIVインテグレース阻害薬の開発を進めている。

平成21年9月16日付「日刊薬業」より

※上記のインテグレース阻害薬「S/GSK1265744」は、今までのものよりもずっと効果が高いとも言われていて、今年のエイズ学会・学術集会(名古屋)でも注目されるとの噂がある。

実際に使用してみないと分からないが、次第に抗ウイルス効果が高く、簡便に服用できる抗HIV薬が出てくることは嬉しい。

これで、副作用がどの程度か関心がある

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