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【HIV】英GSK・米ファイザー HIV専門企業を設立

英グラクソ・スミスクラインと米ファイザーは4月20日までに、世界最高レベルのHIV専門企業の設立に合意したと発表した。
個々にHIV事業を行うより、幅広く、持続可能な事業ができると判断した。
新会社は世界HIV薬市場シェアの19%を占める11製品を販売し、パイプラインは業界最高レベルの6つとなる。
設立は2009年10~12月の予定。

新会社はHIV薬の研究・開発・商業化を行う。
当初はGSKが85%、ファイザーが15%を出資。
初代CEOには現GSKシニア・バイス・プレジデントのドミニク・リメ氏が就く。
「コンビビル」、「セルゼントリー」など、市販11品目の2008年売上高は計16億ポンドだった。

新会社は、新たなHIV治療法となり得る配合剤の開発で使用可能な17もの化合物を持つ。
また、薬剤開発では直接、GSK、ファイザーと新会社が研究開発契約を締結し、この締結に基づきGSKとファイザーはHIV薬の研究開発を続ける。
新会社はこの活動に投資し、GSKかファイザーによって開発された新たなHIV関連薬について、最初に交渉する独占的権利を持つ。

GSKのアンドリュー・ウィティーCEOは、より多くの薬剤を、より効率的に患者へ届けるための判断とし、「新会社の強い収益基盤とHIVに特化した研究能力を通じて、より効果的に事業をてこ入れすることができる」とコメント。
一方、ファイザーのジェフ・キンドラーCEOは、現在のHIV製品の強化とともに、ファイザーのHIVパイプラインとGSKのグローバルな流通網が補完し合うことで、新会社による、より早く効率的な新薬の提供に期待を寄せた。

市販薬は、プロティアーゼ阻害剤「アジェネラーゼ」、ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤「コンビビル」、同「エプジコム/キベクサ」、CCR5拮抗剤「セルゼントリー/セルセントリー」など11製品。

パイプラインは、

▽インテグレース阻害剤GSK1349572
▽非核酸系逆転写阻害剤UK-453061
▽同GSK2248761(IDX899)
▽CCR5拮抗剤PF-232798―の4つが臨床第2相(P2)試験段階で、

▽PK促進剤PF-3716539
▽CCR5拮抗剤GSK706769―の2つがP1試験段階。

平成21年4月21日付「日刊薬業」より

※抗HIV薬開発が盛んに行われているニュースは嬉しい。
一方、結核・マラリア・エイズと世界の解決すべき3大感染症の一つ、HIV/AIDSの治療開発や研究に日本はさらに力と国の財政支援を投入すべきだ。
また、一つの世界巨大製薬会社のメリットも大きいと思うが、日本の製薬会社の研究・開発・商業化を日本全体で支えていかないと、国民の健康とリスクを守るものが空っぽになることがこわい。

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