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【血友病/血友病インヒビター】
「rFⅦaに対するアルブミン融合技術による血中半減期の延長」
(財)血液製剤調査機構 血液凝固因子製剤委員会
血液凝固因子製剤 文献情報NO.52 平成21年3月 #1026 要旨から

著書名:Schulte S.
雑誌名:Thomb Res 122 Suppl 4:S14-S19, 2008

〈#1026 要旨〉
血友病A症例の中には、第Ⅷ因子製剤の投与によって、インヒビターを発症するものが少なくない。この場合には、遺伝子組換え活性型第Ⅶ因子製剤(rFⅦa)や活性型プロトロンビン複合体製剤などのバイパス製剤が必要となる。

rFⅦa(商品名:ノボセブン)の半減期は2.5時間と短いために、十分な止血効果を得るためには反復投与が必要となることも少なくない。そのためrFⅦaの半減期を長くするような研究が行われてきた。

一つの方法はアルブミンを用いた技術であり、rFⅦaのC末端にアルブミンを遺伝子工学的に融合させるものである。このようなアルブミン融合rFⅦa(rFⅦa-FP)は、前臨床試験が現在行われている。その結果、このような方法は可能であることが確認され、rFⅦa活性を低下させることなく半減期を延長させた。

以上、rFⅦa-FPはインヒビターを有する血友病患者の治療薬として魅力的であり、今後の臨床試験が期待されるものと考えられた。

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