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【血友病/血友病インヒビター】
「第Ⅷ因子インヒビターを有した血友病A患者の関節内出血に対する活性型プロトロンビン複合体製剤または遺伝子組み換え活性型第Ⅶ因子製剤製剤を用いた場合の費用と効果の比較」
(財)血液製剤調査機構 血液凝固因子製剤委員会
血液凝固因子製剤 文献情報NO.50 平成20年9月 #995 要旨から

【#995 要旨】
血友病A患者における第Ⅷ因子インヒビターの発症は、重大な合併症である。
インヒビター発症時の治療としては活性型プロトロンビン複合体製剤(aPCC)や遺伝子組み換え活性型第Ⅶ因子製剤(rFⅦa)といったバイパス製剤が使用される。

著者らは関節内出血に対してaPCCまたはrFⅦaを用いた場合の費用と効果について比較検討した。
解析はFENOC(FEIBA NovoSeven Comparative Study)のcrossover studyに基づき行われた。

48症例が、関節内出血2回に対して、aPCCとrFⅦaによる治療が行われた。
費用の主要評価項目は、処方量、体重、プロトコール以上の追加処方量である。

その結果、aPCCの費用の平均はrFⅦaよりも低かった。
止血効果は、治療が開始されてから48時間後までの関節痛の軽減の程度で評価すると、相当に大きな個人差が見られた。

以上、インヒビター症例に対する治療費用はaPCCの方が低かった。
痛みの軽減効果には大きな個人差が見られるため、費用のみを考慮するのではなく個々人ごとに判断すべきではないかと考えられた。

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