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 やっと、ACCで肝硬変治療の自己骨髄細胞投与療法の臨床研究が始まる

国は本気で薬害HIV感染被害者を救う気があるのか

薬害HIV感染被害者、昨年暮れまでの死亡者は656人、そして年明け早々1人の命が
また奪われた。
1400人程の被害者中、半数近くになる悲劇は、未だ止まらない。
死亡原因の約半数がHIV/HCV重複感染での肝硬変・肝がんによるもので、
HIVの存在がHCV症状を悪化させることは警告し続けてきた。

一般的なC型肝炎の悪化よりずっと早く、また重症化も早い。
国や被害者救済の責務を託されているACCやブロック拠点病院へにその救命対策・臨床
研究を急げ急げと口酸っぱく言ってきたが、動きはあまりに緩慢だった。
被害者の現況とその打開に心を傾けてくれた官僚が動き、長崎大学を拠点とした被害者の
肝移植をも視野に入れた移植外科から見た対応策の研究とガイドライン・問題の共有化と
協働したネットワークづくりの研究班を組織した。
兼松班(移植外科の教授が主任研究者)は、既に被害者の生体肝移植実施症例のあらまし
を研究班で検討し合い、取り組みの基本としつつ、これまでの概念と異なる様相の被害者の
肝疾患の悪化様について新たな視野からの分析も含みつつ、肝移植を治療手段と提示でき
る環境整備を整えていくことを目標としている。
脳死による移植も増える昨今、移植についてより近い考えとして啓発していくことも検討して
いる。
これまで2年の研究班成果で、被害者の肝疾患の評価・移植基準について特別な見方が必
要と言うコンセンサスがまとまってきた。

その刺激は、私達も病院に働きかけるとともに、悪化を止める方策も患者発信で要望してきて
いる。
本当に、国は被害患者を救う気があるのかという叫びに応えるかどうかを見つめてきた。
救済の砦であるACCのやる気改革と先駆的治療を担う方向でかじ取りし直している。

その一つが、ようやく国が認可した肝硬変からの改善を期待した臨床研究「ヒト肝細胞臨床研
究実施計画(肝硬変を有するHIV感染者に対する自己骨髄細胞投与療法)」が始まる。
5月頃には希望者を受けられる体制を目指す方向でいる。

約2年近くの審査は長すぎたが、ようやくスタートラインに立つ。
希望の研究が、有効なものになること心から期待している。

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