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【血液/HIV】2005年、韓国 HIVに汚染された血液、3人に輸血

4年前、エイズ原因ウイルス(HIV)に汚染された血液が3人に輸血されていたことが明らかになった。
この輸血によってHIVに感染することはなかったが、保健当局のHIV検査システムに盲点があった可能性を示唆するものとして、波紋を呼んでいる。

保健福祉家族部は4月8日、「大韓赤十字社から2005年1月に提供された血液がHIVに汚染されていたことが、最近確認された。
この血液は当時、がん患者二人と結核患者一人に輸血された」と発表した。

2005年1月、ソウルに住むAさん(当時35歳)が献血した400mlの血液が、「正常な血液」と判定され、がん患者二人と結核患者一人に輸血された。
ところが4年後の今年3月、Aさんは健康診断で、HIV感染しているという診断を受けた。

これを受け、疾病管理本部がAさんの過去の献血記録を照会し、冷凍保存していたAさんの血液のサンプルを再調査したところ、05年当時すでにHIVに感染していたことが明らかになった。
Aさんの血液を輸血されたがん患者二人は、輸血されてから3日後と18日後に病院で死亡し、また結核患者も輸血してから6カ月後に死亡したため、輸血によるHIVへの感染はなかったことが確認された。
エイズはHIVに感染した後、8-10年の潜伏期を経て発病する。

Aさんの血液は、献血した当時に採用されていたHIV検査法である「酵素免疫検査(EIA)」では「陰性」と判定されていた。
だが、この検査と核酸増幅検査(NAT)を併用した今回の検査では「陽性」と判定された。
なお、05年2月からはHIV検査でこの二つの方法が併用されている。

疾病管理本部では現在、外部の専門家らとともに、HIVに感染した血液が輸血された原因について調査しており、2-3週間以内に最終結果を発表するという。

平成21年4月9日付「朝鮮日報/朝鮮日報日本語版」より キム・ギョンファ記者

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