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【血友病性関節症】
「タイトル:Modern management of haemophilic arthropathy」
(財)血液製剤調査機構 血液凝固因子製剤委員会
血液凝固因子製剤 文献情報 NO.45 #904 要旨から
<血友病性関節症>
→#904 タイトル:Modern management of haemophilic arthropathy

著者名:Raffini L, Manno C.
雑誌名:Br J Haematol 136: 777-787, 2007.

【#904 要旨】
現在血友病患者に対して使用される凝固因子濃縮製剤は、ウイルス不活化処理がなされていたり、遺伝子組替え技術により製造されており、製剤由来のウイルス感染症の問題はなくなったと考えられる。

現在の血友病治療の問題点は、関節腔内への出血の繰り返しによって発症する関節症であろう。
出血を予防するための凝固因子濃縮製剤を定期的に投与することにより血友病性関節症の発症をある程度は抑制することが出来るものの、関節腔内への出血を繰り返すことにより不可逆的な滑膜炎を起こしたり、定期的な製剤投与にもかかわらず関節症が進行することもある。

また、血友病性関節症に対して外科手術を行うことにより、痛みを軽減させたり出血のエピソードを減らすことは可能である。
高力価のインヒビターを有する血友病患者では関節症を発症するリスクが高くなるが、関節手術が必要になった場合には、大変に大きな治療挑戦になると言えよう。



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