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「血友病A&B患者において、カテーテル非誘発性の静脈血栓症症例に関する評価」
(財)血液製剤調査機構 血液凝固因子製剤委員会
血液凝固因子製剤 文献情報No.42 平成18年9月 #844 要旨から

タイトル: Non-catheter associated venous thrombosis in hemophilia A and B. A
clinical review of all reported cases.
著 者 名: Girolami A, Scandellari R, Giroami B, et al.
雑 誌 名: J Thromb Thrombolysis 21: 279-284, 2006.

【#844 要旨】
血友病A&B患者において、カテーテル非誘発性の静脈血栓症でこれまでに報告されてきたすべての症例を慎重に評価した

血友病A 15人、血友病B 12人の計27例が報告され、年齢は9歳から67歳であった。

深部静脈血栓症の有無を問わない肺塞栓症8例、表在性血栓性静脈炎5例の報告があったが、さらに、3例においては稀な部位での血栓症が報告されていた(網膜中心静脈血栓症1例、門脈血栓症2例)。
さらに、1例においては多発性の静脈血栓症が見られた。
肺塞栓症により致死的になった血友病B患者も存在した。

血友病A患者の最も高瀕度に見られる血栓症リスクと誘因は、インヒビター保有例でのFEIBAまたはrFV2aの投与であった。

血友病B患者では、プロトロンビン複合体濃縮製剤を使用した外科手術が最も高頻度の原因であった。

先天性血栓性素因は2例の患者に見られた。
これらの患者においては、全く、あるいは、ほとんど治療が開始できないばかりでなく、濃縮凝固因子投与が中断ないし減量されていた。
数例では低分子ヘパリンが数日間使用された。
血友病患者では、凝固因子濃縮製剤の投与に伴い静脈血栓症が頻繁に見られるため、慎重に診療を行う必要がある。

財団法人血液製剤調査機構、血液凝固因子製剤委員会
血液凝固因子製剤 文献情報NO.42 平成18年9月 要旨から

(「Non-catheter associated venous thrombosis ih hemophilia A and B. A clinical revieof all reported cases.」;Girolami A, Scandellari R.Giroami B,et al...;J Thromb Thrombolysis 21; 279-284,2006.)

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