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【血友病/骨粗鬆症】
「小児期の骨密度低下は、骨粗鬆症の危険因子になる。
血友病男児の骨密度低下は健常男児に比べ大きい」
(財)血液製剤調査機構 血液凝固因子製剤委員会
血液凝固因子製剤 文献情報 NO.48 平成20年3月 #957要旨から
#951#952#956#957#960#964

「Inactivity is a risk factor for low bone mineral density among haemophilic children.」
著者名:Tlacuilo-Parra A, Morales-Zambrano, Orozco-Alcala J, et al..
雑誌名:Br J Haematol 140: 562-567, 2008.

【#957 要旨】
小児期における骨密度(BMD)の低下は、大人になって骨そしょう症の危険因子となる。
血友病男児62例におけるBMD、カルシウム摂取量、身体能力を評価し、性、人種、年齢を一致させた健常男児62例と比較した。
身体能力、カルシウム摂取量はアンケート調査とした。

その結果、血友病男児では24例(38%)においてBMDの低下が見られたが、健常男児では10例(16%)のみであった(OR 2.86)。
腰椎のBMDは、血友病男児において有意に低下していた(血友病:-1.6±1.0 vs. -0.9±0.9 ; p=0.0004)。
運動不足状態は、血友病男児で77%、健常男児で50%に見られた(OR 3.2)。
カルシウム摂取量は両群間に差は見られなかった。

血友病男児における身体能力は、腰椎密度の低下に関連しているものと考えられた。
血友病患者においてBMDの低下(将来の易骨折症)をきたさないようにするためには、定期的な運動モニターも重要ではないかと考えられた。


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血友病男児の骨密度低下は健常男児に比べ大きい」
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