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【血友病/血友病患者と頭蓋内出血】
「血友病患者の頭蓋内出血は、幼少期・若年期に多いが、大人にも。
高血圧症管理など念頭に」
(財)血液製剤調査機構 血液凝固因子製剤委員会 血液凝固因子製剤 文献情報 NO.48 平成20年3月 #956要旨から
#951#952#956#957#960#964

「Intracranial heamorrhage in haemophilia A and B.」
著者名:Ljung RC.
雑誌名:Br J Haematol 140: 378-384, 2008.

【#956 要旨】
標準的な健康管理が行われている国においては、血友病男児の新生児期における頭蓋内出血(ICH)の頻度は3.5~4.0%であり、健常児における頻度の40~80倍となっている。

また、血友病男児は新生児以降においても3~10%にICHが見られる。
このリスクはインヒビター発症者において、より高いことが知られている。

また、多くの臨床試験において、外傷に起因するICHよりも自然発症ICHの方が多いと報告されている。
血液凝固因子製剤が予防的に投与されている症例におけるICHの頻度は不明。

血友病におけるICHは若年者に多いものの、大人においても見られることがあるため、高血圧症などの管理も重要になってくる。
なお、ICHは軽症の血友病にもありうることかが知られている。

血友病の治療方針を立てる場合には、ICHに対する配慮も必要である。

※最近も風邪症状と誤診され頭蓋内出血で血腫が大きくなり、開頭手術後、重い後遺症が残ってしまった患児をかかえた若い母親の相談があった。
励ましと、専門医を紹介することで今はどうにかわが子のケアに励んでいる。
他にもある。
かぜ、頭痛、吐き気、まずは念のため予防的投与をお母さんも心がけよう。
それから、しっかり診断してもらっても遅くない。
成人患者も同様に。


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