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厚生労働大臣協議での被害者の訴えに、「責任をもって償う」

春らしい春を感じないうちに初夏に突入。
5月24日、薬害HIV感染被害者と民主党政権なって初めての厚生労働大臣との定期協議があった。
北から南から、全国に散在する被害者が厚労省17階に集まった。60人以上が参加。入院している病院から直接来る人もいて、医師のフォローも準備した。
長妻昭大臣はとても手堅い回答ではとの噂から、被害の実情をわかってもらうのと、その救済を求める直接回答について、ぶち当たっていこうと気合いを込めた。4人の被害者がまず被害の体験経緯と現在の実情を訴えた。わが子の命を奪われた母親遺族、遺族であり二次感染者である妻の立場から、そして被害者の中で一番多い年代、30歳代の患者が被害に直視できなかったときや今や一家を背負って病気と闘いつつ就職口を探す苦闘を訴えた。
大臣は、静かに力強く「国が犯した罪を、責任をもって償う」と発言した。また何回も厚労省や役人が間違っている点や出来ていないことなど教えてほしいと、単に私たちが要望することだけでなく、意見をもらって正していきたいと被害体験を生かしたものを行政に反映させる視野の広い見解を示した。4項目になる原告からの要望についても、大臣自身の判断の回答があり、歴代大臣の中でも私たちの評価は高まった。国はとんでもないことをしたとの大臣の言葉に、大きな胸のつかえが1つ外れた心持ちで厚労省を出ることが出来た。

(2010.05.27 花摘)

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