トップページ > はばたきコラム > コラム2010
10.04.08更新
東京は一面桜霞、そして、花吹雪、千鳥が淵の花筏。

春は、何といっても、桜。
思い出の記憶写真から、小学校の入学式、紋付黒羽織姿の母に手をひかれて自宅前で記念写真。
庭に一本、桜の大木があり、満開に咲く桜は、肘が痛むしかめっ面を少し和らげてくれ学校に向かわせてくれた。

病院というと桜が多い。
東大病院も、東大医科研病院も、国立国際医療センターも花見が付き物だった。

裁判では霞が関界隈や日比谷公園の桜、気晴らしに、東北山形の桜街道で名前のついた桜を見上げ日本の良さを再見する。
桜は儚さもある。

エイズ治療薬がまだそろっていないころ、医科研の桜に見送られた被害者も多い。
小学生から定年してやっとゆったりと老後をという幅広い年代の血友病患者が命を絶たれた。
信頼していた原告団初代事務局長は、病院の理解がそろわず肝移植待ちのまま桜吹雪に見送られて無念の死を。

毎年千鳥が淵の桜を見ながら事務所に通勤、もう13年になる。
桜は春のたのしく一歩を踏み出すうきうきさを感じるが、桜散る時は何となくさびしい。
でも、4月この時期、新しい発想を花咲かせようと飛び出す季節でもある。

今日あたりは、桜と柳の若葉、そして菜の花が交り合う景色に変わってきた。
(花摘 H22.4.8)

▲このページ [ 10.04.08更新 ] の先頭へ
▲1つ前のページに戻る
▲トップページへ戻る