トップページ > はばたきコラム > コラム2009
09.02.22更新

2月22日、“ねこ”の日。
そして“おでん”の日。

何となくあたたかく、おもしろく、こんなことがほっとする。
ねこ、にゃんにゃんにゃん。
ねこ好きにとって、発想の自由さを思う響きだ。

発想の自由さといえば、今、ネット販売や通信販売で薬事法の対面販売原則を盾に陳腐な論争がされている。
もっと人は進化して成熟すべきでは。

どこの誰がこんな規制を決めたのか、薬を常に身近なものとして大切にしている患者の一人として、また薬害HIV被害者の一人として、本当に患者中心の医療・患者参加の医療から出た規制なのか、信じられない。

2月8日付の「朝日新聞の社説」に「大事なのは、どのような販売方法であれ、薬を使う人にきちんと注意事項や副作用のリスクが伝わり、必要な時に相談ができるようにすることだろう」との指摘があった。

情報化社会にあって、患者がいかに安全かつ便利に必要な薬を入手し、生活感と結びついたシステムができるか、いつも改善を含みもっと英知を集めて考えるべきだ。

社会的なモラルに抵触するものを第一義に規制しようとする考えは、患者・人の生活行動や自由さを拘束しすぎだ。

2月20日、製薬協患者セミナーで、米テキサス大学のアンダーソンがんセンターの上野直人准教授が「最高の医療を受けるための患者学」という講演で患者中心の医療とチーム医療の素晴らしい実現を拝聴した。

患者自身が持っている力・医療への真剣な思い、そして医療従事者が患者を本気で育てる力を持つ具体策などから、患者中心の医療を考えると、薬の説明などでの実践で医師・看護師・薬剤師そして患者の参加による多重層チームの情報が患者の自己決定を促していくことなどに感銘した。

はばたき福祉事業団は薬害エイズ裁判和解から、薬害エイズ事件の反省として、医療の中心は患者であり、患者が自己の医療そして医療システムそのものに参加していくダイナミックな患者参加型医療を提唱してきた。

この度の患者会セミナーでの講演は、これを裏付けるものを医療者側から提唱され、私たちの活動はよりダイナミックにと改めて発奮した。

これからすると、薬事にこだわった狭い考え方での日本の議論は、医療の主人公をいつも忘れている。

ちなみに、2月22日のもう一つは、‘ふうー ふうー ふうー’とおでんをおいしく食べる日だそうだ。

(花摘:09.02.22)

▲このページ [ 09.02.22更新 ] の先頭へ
▲1つ前のページに戻る
▲トップページへ戻る