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08.09.25更新


複雑なコースをたどった台風、多くの地域に被害を与え、関東南端をかすめて去って行った。
台風一過の秋の彼岸、空は高く、青く、爽やかな大気は久しぶりにすがすがしく感じた。
はばたき福祉事業団での相談事業で、薬害エイズ被害者遺族の相談フォローをしているが、遺族は愛する家族の命日や彼岸、お盆といったときは精神的にも不安定さが見られることが少なくない。
10年、20年経っても。
エイズの病状の悲惨さ、様態の急激な変化、そして社会や医療機関での差別や偏見。
命が危険にさらされている愛する者を救ってと訴えられない悲痛、今もその傷は深く、そして中にはより傷が広がっている人もいる。
この秋から、相談員は北海道、沖縄と全国を巡り、被害発生から25年以上も経つ被害者遺族の消息を尋ねる。

(花摘)(08.09.25)

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