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08.05.01更新


「昭和」が終わって20年が過ぎた。

昭和の終わり近くは、エイズ感染被害、エイズの差別旋風、次々と仲間がエイズ発症して死んでゆく、国や医療者は血友病患者を見捨てた。
治療体制も患者自身が切り開いて自分たちの最先端医療の確保への橋頭保をつくる。
そして「生きる訴訟」を提起。

勝つとというより、「生かせ!」「元の血友病患者に戻せ!」と裁判所にぶつけた。

その間、サリン事件があったり、いろいろと薬害エイズ裁判の関心をちょっと目をそらせるものがあったが、非常にも満足な医療を受けられずに次々に命を奪われていくこの事件と被害実態に世の中の正義は動き、薬害エイズ裁判和解へと「平成」に足を踏み入れた。
私が通う社会福祉法人はばたき福祉事業団へ10年以上、いつもの道を通い続けている。

武道館周辺の外堀など、四季の変化は素晴らしい。
周りの千代田区庁舎が変わり、高層ビルが立て続けて増えている。
被害者の生活環境はどうかと考えると、この国はHIV/AIDSへの偏見は心底染みついているため、被害者やHIV感染者が心許して生活できる環境にほど遠い。

偏見の解消に取り組む国の本気さは見られない。
被害者自ら立ち上がるしかないかと、今本気です。

(花摘)(08.05.01)


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