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08.03.26更新


桜が開花、出勤途上、家の周りから、そして皇居の堀の桜を眺めながら、なかなかいい心持ちで事務所に行くことができる季節。
3月29日は、薬害エイズ裁判和解の記念すべき日、今年で和解12周年になる。
3月29日(土)に、東京丸の内のコンファレンススクウェアMで14:00から開催。

和解記念集会の日には東京では桜が散る頃になる。
桜の花吹雪の向こうに、いつも故人となった初代原告団事務局長の姿をみる。
裁判終結後のはばたき福祉事業団をともに背負ってくれる彼を、早くに失った悲しみは今も大きい。
肝硬変が悪化して生体肝移植の準備をしているところで、手術をする大学病院の院内で、HIV感染者の手術についてのコンセンサスがなかなか取れず、ACCで待ち焦がれているうちに突然の病状悪化で亡くなってしまった。
肝臓の一部を提供する予定であった母親や、支えていた父親の悲しみ、そしていつも私を支えていてくれた彼の無念さが、私の心象で桜色に染める花吹雪とあわさってくる。
彼の死の教訓から、HIV感染者の生体肝移植手術が偏見なく行なわれるようになった。

(花摘)(08.03.26)


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