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07.09.16更新

南薩摩など薩摩半島を旅して、優しさをいっぱい体験した。
知覧で昼食をしようと立ち寄った和食の店は、畳敷で座卓だった。
足が曲がらず無理な姿勢で座っていたら、唯一縁側にしつらえてある椅子のテーブル席の若いカップルが、「椅子の方がいいでしょう。私たちがそちらに行きます」と席を譲ってくれた。
私の不自由さに、ごく自然に優しく声をかけてくれた。
女の子は短パンにレースをいくつも重ねたファッションで、ちょっと近寄りがたいかなと思っていたが、「助かりました」と礼を言うと、はにかみながらにこにこしてくれた。
指宿の砂風呂で、順番を待って通された場所は一番はずれであった。
担当の年配のおばさんと、若い兄さんは、「足が悪いのに遠いところまでごめんなさい、すまなかったね」と何度も何度も気づかってくれた。
丁寧に砂を被せ、ずっと見守ってくれていた。

長崎鼻や枕崎/丸木浜、野間岬と巡ったが、車椅子が可能に、バリアフリーが整備されていた。
障害者と社会のあたたかさの醸成など、地元での地道な恊働があって自然と助け合いが行動にうつるのだろう。
感謝の思いがいっぱい詰まった旅になった。
(H19.9.16 花摘)

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