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07.08.01更新

先日、世界遺産の紹介で英国/リバプールの歴史を知った。
リバプールと言うと、産業革命で紡績等の近代工業の拠点として有名だし、衰退後はビートルズがリバプールを呼び起こした。

しかし、産業革命以前にリバプールの繁栄を築いたのは、奴隷貿易の最大の貿易港だったことだ。

大英帝国はアフリカから原住民を奴隷として連れて来て、人身売買で巨万の富を築いた。

この繁栄を象徴する港や街並が世界遺産に登録されている。
人を家畜のように売り買いの対象とする人身売買/奴隷貿易の象徴として、負の歴史遺産として残していく。

日本は、最近、近年の侵略戦争や国内の戦禍もなかったものとして消去しようとする動きが活発だ。
自分達のいい解釈で、相対する体験をコンピューター上の消去として実行している。
文筆家、評論家、マスコミの動きも同調している感がある。

負の遺産も大切な遺産として伝え続けることが、二度と負の再発を起こさない象徴として大切だ。

リバプールの街並の古いビルに装飾としてアフリカの黒人の顔の像が飾られているのを、しっかり私の記憶にインプットされた。(花摘)(07.08.01)

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