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06.12.08更新

大きなイベントの一つ、第20回日本エイズ学会・学術集会が11月30~12月2日に開かれた。
第20回というと、20年を経て来た記念すべき大会だが、社会はこの学会・大会を注目しただろうか。
医学、医療福祉、社会の20年の変化をまとめた報告が数多く出されるのかなと思っていたが、どうだったろうか。
国がこの記念すべき学会・大会にどう係わったろうか。

HIV感染者は依然増加し続けていて、1日3人の感染者が出ているという。
エイズ対策のリーダーシップを発揮する熱意を国として表明するトップが来て、国内の対策について新たな展開を社会に伝えるべきだったのでは。
エイズ学会も、国を揺り動かすスケール感が感じられなかった。

そして、マスコミの扱いはどうかというと、外圧頼りのような有名な海外の歌手などの動き、総理との面会などを伝え、国内の対策をどうすべきかはあまり論じられない。
もちろんアフリカを中心としたエイズ対策が国連規模で行われる必要があるが、しかしもう一方で足下の国内の現状を打破する対策に予算を傾けてでも対処すべきだと思う。

12月はクリスマス、国は20回目のエイズ会議に大きなプレゼントを用意して臨むべきであった。
穿った見方だが、エイズへの偏見を、国自体が持っているのだろうか。

(花摘)(06.12.08)

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