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【血液・血液製剤】日本輸血・細胞治療学会、輸血製剤への導入巡り ウイルス減の不活化技術導入に慎重姿勢

日本輸血・細胞治療学会(理事長=大戸斉・福島県立医科大学教授)は5月19日、輸血用血液製剤に混入したウイルスを減らす不活化技術について「安全性に関するデータが不十分で、人体への長期的な影響がわかっていない」と、導入に慎重な姿勢を求める見解をまとめ、公表した。

学会によると、不活化技術は、科学物質や紫外線などでエイズ原因ウイルス(HIV)や肝炎ウイルス(HBV、HCV等)などを破壊したり、増殖を抑制したりする方法。
新たな病原体への対策にもなるとして海外の一部で導入が進む一方、米国では不活化技術の輸血を使用した患者に死亡例が報告されている。

厚生労働省は、夏にも導入の可否を含めて大まかな方向性を示す方針だが、学会は海外の最新治験や内部データの収集・公表を国や日本赤十字社に求め、その上で技術評価をしたいとしている。

平成20年5月20日付「読売新聞」より

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