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【遺伝子組換え活性型第Ⅻ因子製剤(rFⅫa)】致命的出血に対するrFⅫaの効果
著者名:Sartori MT, et al. 雑誌名:Clin Appl Thromb Hemost 15: 628-635, 2009
〈#1062要旨〉遺伝子組み換え活性型(rFⅫa)は、難治性の致命的な出血に対して適応外使用されることが多い。

著者らは、外傷、手術、臓器移植、肝硬変、子宮破裂に起因する出血をきたし、血液製剤や観血的処置による標準治療が無効であった31症例に対してrFⅫaを投与した。
評価項目は血液・凝血学的所見、酸・塩基バランス、出血量、赤血球輸血量、血漿・血小板輸血量、合併症、生存率である。

rFⅫa(平均使用量132.2±56.3μg/kg)は、28/31症例(90.3%)において止血効果を発揮し、出血量も12.4±10.2→2.7±2.2L(P<0.0001)へと減少させた。
各種血液製剤の使用量も有意に低下した。
また、凝血学的検査所見、ヘマトクリット、PHも有意に改善した。
4症例においてはrFⅫaによると思われる副作用が見られた。
1日後および30日後における生存率は、それぞれ48.4%、29.1%であった。

以上、rFⅫaの適応外使用は、致命的出血のみられる臨床現場において有用な治療薬になっているものと考えられる。

[財団法人血液製剤調査機構、血液凝固因子製剤委員会]
「血液凝固因子製剤文献情報NO.55平成21年12月{#1062、#1066}要旨から」

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