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【血液製剤】「注射用ノボセブン」
高用量単回投与がEU承認

ノボ ノルディスクファーマは4月12日、血液凝固因子製剤の「注射用ノボセブン」(一般名=エプタコグ アルファ〈活性型〉〈遺伝子組換え〉)の高用量単回投与が抗体(インヒビター)を持つ血友病患者の止血治療剤として3月5日にEUで承認されたと発表した。

従来は注射1回当たり90μg/kgの投与量で、2~3時間おきの複数回投与(平均2.2回)が必要であった。
EUでは、270μg/kgの高用量単回投与し、出血を制御することが可能となった。

治験では、注射用ノボセブン90μg/kgを3回注射した対象群と、270μg/kgを1回投与した治療群との成績を比較。
治療群では、9時間後に90.5%の症例で止血コントロールができ、対象群の85.7%を上回った。
血栓性有害事象もなく、同剤に起因する重篤な有害事象も特になかったという。

高用量単回投与は日本では承認されていない。
同社では「日本におけるニーズを調査中」としている。

平成19年4月13日付「日刊薬業」より

※血友病患者の凝固因子治療におけるインヒビター発生という副作用は、患者にとって厳しい生活を強いられる大変深刻な問題である。
この治療のより効果的な進展を期待しているが、治療製剤投与の頻度が少なくなれば、少なくとも患者の負担が軽減される。
インヒビターが発生しない治療法の開発、また発生した人に対する元の血友病患者に戻せる治療をまず確立してもらいたい。

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