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設立の歴史

はばたき福祉事業団は、薬害エイズ訴訟で和解が成立した後、被害者みずから救済事業を行なうために被害者を中心として設立されました。

「生きる」を旗印とした裁判闘争の末、ようやく和解は成立したものの、HIV医療体制の充実、遺族の心の被害の回復、薬害再発防止など、課題は多く残されていました。

原告団では和解成立以前から、被害患者や家族、遺族がこれから社会で生きていくためにはどのような恒久対策が必要か、真剣に検討を重ねてきました。

そして、被害者自らが立ち上がり、救済事業を行わなければ、真の恒久対策の実現はできないと考え、「仮称『財団法人血友病薬害救済センター』について」という基本構想(これがのちに「はばたき福祉事業団」となります)が採択されました。

そして和解成立後の原告団総会で、原告が和解金から一部を任意に拠出して、薬害エイズ被害者の救済事業や薬害再発防止を目的とした任意財団を設立することが決議されました。

この財団は、広く社会からの理解や支援を得られるように、将来的に法人格を取得することを前提としていました。

そして1997年4月、任意財団として、はばたき福祉事業団が設立されました。
それ以来、被害者のための救済活動を積み重ね、恒久対策は着実に進んでいきました。

はばたき福祉事業団では、その間もどのような形態の法人を目指すべきかについての議論を断続的に重ねていました。

一方、相談事業や調査研究事業を行っていくなかで、C型肝炎との重複感染、遺族のPTSDなど、和解後に浮き彫りとなってきた新たな救済のための取組みも必要だということが明らかとなってきました。

こうした新たな課題、そして今後生じるかもしれない未知の課題にも対処すべく、被害者を永続的に支援し、安定した事業基盤を確立するためにも、法人格を取得する必要性が出てきたのです。

そうした中、被害者、弁護団、そして厚生労働省とも議論を重ね、はばたき福祉事業団の救済事業や将来構想にもっともふさわしいものとして、社会福祉法人を選択し、2006年8月に認可、設立されました。

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